温泉おみやげ こけし

東北の温泉に行きますと、旅館やホテルの売店で木で作った人形「こけし」を見ることができます。こけしは江戸時代の末期から湯治客におみやげに売られ始めたといわれています。球形の頭と円筒の胴体だけのシンプルな形ですが木のもつぬくもり、こけし工人の方々のこけしに対する愛情・想いがこけしの表情に表れており見るものを引き付けてやまない魅力を持っています。「弥治郎こけし」で有名な宮城県の白石市と「鳴子こけし」の古さと大崎市鳴子温泉では毎年こけしの大きいイベントが行われています。毎年5月3日〜5日まで、白石市においては「全日本こけしコンクール」が開催されます。最も優れた作品には、最高賞として内閣総理大臣賞が授与されます。 また鳴子では9月の第1土曜日曜に「全国こけし祭り」が開かれ、コンクールや工人の製作実演が行なわれ大きなイベントとして全国のこけしファンの注目になっています。東北の温泉に行く機会があればおみやげ売り場でぜひ「こけし」を手に取りその素朴な美しさと工人達のこけしへの情熱を感じて欲しいものです。
こけしは今や温泉地のおみやげの域から芸術を競う伝統工芸品になってきましたが東北の温泉を訪ねたら是非家族や友人へのお土産として手に触れてみたいものです。